2010年4月29日木曜日

SSIS 2008 でSharePoint Listを取得3

前回まででインストールは無事に完了しました。(因みに32Bit・64Bit環境どちらでも正常に動きました!)
今回は、使い方!

シナリオは、SharePointのカスタムリストの「From」から「To」リストへ値をコピーします。
項目も一部違う部分があるので調整する必要があります。
「From」には単価と数量がありますが、「To」には金額のみです。
SSISの中で計算して代入してみます。

  1. 先ずは、データフロータスクを制御フローに貼付けます。

  2. 張付けた「データフロータスク」内で「SharePoint List Source」を張付けます。

  3. プロパティを開き、「SiteUrl」にはサイトのURL、「SiteListName」にはリスト名を設定する
     
  4. 「列マッピング」タブで、列情報を確認できます。ここで表示される列名は、InternalNameなので、列名を設定するときは注意が必要です。
    (いきなり日本語の列名を設定するとわかりエンコードされた名称となりわかり難くなるので、事前に英名等で列名を設定して日本語名称に列名を変更すると良いでしょう!)

  5. 「派生列」も張付けて、「SharePoint List Source」から出てくる緑色の線を繋げます。

  6. 派生列の式で、単価と数量の掛け算を設定して金額を算出します。

  7. データの変換先として「SharePoint List Destination」を張付けて、緑色の線を繋げます。

  8. プロパティを開き、「SiteUrl」にはサイトのURL、「SiteListName」にはリスト名を設定する。
     
  9. 列マッピング設定で、変換先「ID」と「Attachments」は無視にしてその他は適切に設定してください。
    ID」は自動的に付番される列なので値は設定できません。

  10. デバック実行すると、成功したタスクは緑色になります。
    エラーなどが発生すると赤色に変わり以降の処理は実行されません。エラーの内容を調べるには、進行状況タブを開いて確認できます。

結果は下記の通り!

今回は、「SharePoint List」→「SharePoint List」ですが、下記の様に色々なことも出来ます。

  • SharePoint List」→「RDB
  • RDB」→「SharePoint List
  • Excel」→「SharePoint List
  • SharePoint List」→「Excel

SSIS 2008 でSharePoint Listを取得
SSIS 2008 でSharePoint Listを取得2

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